路面・シナリオ・景観を、一貫してBluekeで。
Bluekeは、地図(OpenDRIVE®)、シミュレーション(OpenSCENARIO®)、3Dモデル(Unreal Engine)それぞれの知見を持つエンジニア集団です。そのため、路面作成からシナリオ作成、景観作成まで一貫して対応できます。路面データを基にしたデータの一貫性を保ったまま、短納期でご提供いたします。
路面作成
ASAM OpenDRIVE®航空写真をもとに実際の道路を再現し、MathWorks社製RoadRunner™に完全対応したOpenDRIVE®データとしてご提供します。現地での測定作業を行わずに航空写真から生成するため、実在する路面のOpenDRIVEを短期間・低コストでご提供できます。
- 相対位置精度 ±20cm(航空写真ベース)
- 約10kmの路面を約1か月で作成・納品
- 勾配を含む道路形状・区画線・路面オブジェクトを再現
- RoadRunner上で直接表示・編集が可能
- 各ツール向けのカスタマイズにも対応
- 作成済みの路面データベースもご購入いただけます
- お客様保有のデータ(LiDAR点群など)からの作成にも対応

作成をご希望のルートをご指定いただくだけで、OpenDRIVE®の路面データを作成して納品いたします。
様々なデータからOpenDRIVE®への変換には、Bluekeが独自に開発した技術を用いています。
世界各地の路面を、100mから作成します。
航空写真をもとに作成するため、現地に行くことなく、世界各地の道路をOpenDRIVE®で再現できます。交差点ひとつ分の約100mから、数百kmにおよぶ広域まで、ご希望の範囲に合わせて作成いたします。
- 主な対応地域:日本、アメリカ、西ヨーロッパ
- 約100mの短い区間から作成可能
- 上記以外の地域も、航空写真の状況に応じてご相談ください
LiDAR・ドローン計測データからのOpenDRIVE® / OpenCRG®作成
航空写真に加えて、LiDAR点群やドローンで計測したデータからも、OpenDRIVE®およびOpenCRG®の路面データを作成します。路面の細かな凹凸まで再現できるため、車両運動を含むシミュレーションに適しています。
- LiDAR点群からOpenDRIVE®を作成
- GPSが届かない地下・立体駐車場にも対応
- ドローン計測により、テストコースなどを約半日で計測
- OpenCRG®による路面の凹凸(高精細な路面プロファイル)の作成
お客様がLiDAR点群データをお持ちの場合は、そのデータを使用して、RoadRunner™に完全対応したOpenDRIVE®へ変換することも可能です。BluekeはOpenDRIVE®への変換技術を自社で開発しており、多様なデータを扱ってきた豊富な知見があるため、お手持ちの点群データからでも高品質な路面データをご提供できます。



シナリオ作成
ASAM OpenSCENARIO®ドライブレコーダーから抽出したデータをもとに、OpenSCENARIO®形式のシナリオモデルを作成します。航空写真から構築した低コストなOpenDRIVE®地図を活用し、車両やオブジェクト位置を高精度に位置合わせすることで、再現度の高いシナリオを生成します。
- GPS精度の低いドライブレコーダーのデータからでも忠実に再現
- GIDASなどの事故データベースから、シナリオへの変換にも対応
- OpenSCENARIOデータベースの構築をご支援
- OpenSCENARIOに対応していないツールへの実装もサポート
変換をご希望のシナリオデータをご指定ください。路面(OpenDRIVE®)とシナリオ(OpenSCENARIO®)をセットで作成して納品するほか、お客様のデータに合わせたコンバーターを作成して納品することも可能です。


3D景観作成
Unreal Engine / FBXOpenDRIVE®の路面をベースに、検証の用途に合わせて3つのレベルの景観モデル(FBX/Unreal Engine)をご提供します。航空写真から作成した高精度な路面を土台としているため、どのレベルでも路面の位置精度(±20cm)を保ったまま景観を重ねることができます。
The Mapシリーズでは、PLATEAUの3D都市モデルをそのまま景観としてご利用いただくことも可能です。
作成をご希望のルートをご指定いただければ、路面と景観モデルをセットで作成して納品いたします。


3Dモデルに精通し、Unreal Engineに深い知見を持つエンジニアが在籍しています。景観の作成だけでなく、カメラセンサー向けのマテリアル設定、時間帯や天候に合わせたライティング、ドライビングシミュレータでのリアルタイム描画に向けた最適化、CARLAとの連携まで、Unreal Engineでの活用を幅広くご支援します。
用途に合わせて選べる、3つの景観レベル
シミュレーションのアプリケーションによって、必要となる景観の作り込みは異なります。Bluekeでは、路面情報だけで完結する検証から、カメラセンサーやドライビングシミュレータ向けのフォトリアルな景観まで、用途に必要な景観レベルでご提供します。必要以上の作り込みを避けることで、コストと納期を抑えられます。
路面モデル
FBX/OpenDRIVE® ⇒ FBX出力

路面情報だけで完結するLKA・ACC・経路追従 の検証に適しています。実測を伴わないため、短期間で納品いたします。
路面+簡易景観モデル
FBX/ 建物外形を追加

建物外形を簡略化したFBXを追加します。遮蔽物の影響を考慮した カメラECUのMIL/HIL検証やAEBの評価に適しており、Lv1に近いコスト・納期でご提供します。
フォトリアル景観モデル
FBX/Unreal Engine®

高品質なテクスチャ・マテリアルにより、天候や時間帯(夜間・逆光)まで再現します。高解像度ドライビングシミュレータやドライバーモニタリングの検証に適しています。
作成したコンテンツの走行例
Bluekeが作成した路面・シナリオ・景観を組み合わせ、各シミュレーションツールで走行させた映像です。
国内一般道(RoadRunner Scenario)
景観付きの実路面モデルをRoadRunner Scenarioで走行しています。
高速道路の渋滞(CarMaker)
周辺車両を含む渋滞シナリオをCarMakerで再現しています。
サンフランシスコ市街地(Unreal Engine)
路面モデルに景観(株式会社理経様提供)を加え、Unreal Engineで走行しています。
シミュレーションツール連携
1つのOpenDRIVEファイルを複数のシミュレーションツールで使うと、ツールごとに形状の再現性やオブジェクトの表示仕様に差があり、そのままでは正しく読み込めないことがあります。たとえば、あるツールでは別フォーマットへの変換で形状を再現できる一方、別のツールではジャンクション内のオブジェクトが表示されず、表記方法の調整が必要になる場合があります。
Bluekeでは、さまざまなツールでOpenDRIVEの読込検証を行い、各ツールへの対応を支援しています。OpenSCENARIOについても、CSVなどへの変換や、OpenDRIVEを別々に読み込む方法の検証など、ツールごとの最適化を行っています。
路面やシナリオのデータを共通化し、複数のツールで活用できる仕組みを整えることで、効率的で汎用性の高いシミュレーション環境を実現します。ツール連携やデータ読み込みに関する課題がございましたら、お気軽にご相談ください。
対応ツール
弊社のコンテンツは、さまざまなシミュレーションツールで読み込んでご利用いただけます。パートナー企業のご協力のもと動作検証を進め、多様な属性を正確に再現できるよう改良を重ねています。
コンバーター・内製化支援
RoadRunner™完全対応OpenDRIVE®RoadRunner™でOpenDRIVE®を作成する場合、道路の配置や形状の調整には手作業が欠かせません。Bluekeのコンバーターは、直線や曲線などの道路形状を数値で入力するだけで、ASAM OpenDRIVE®の規格に準拠し、かつRoadRunner™に完全対応したOpenDRIVE®を自動で生成します。形式的な路面を、効率よく作成したいというご要望にお応えします。
- 数値入力で道路形状(直線・曲線など)を定義
- 複数パターンのOpenDRIVE®を自動で生成
- RoadRunner™のオブジェクトに対応したオブジェクトの設置
- 生成したデータはRoadRunner™に読み込み、修正・改修を行うことが可能
コンバーターの販売に加えて、お客様の内製ツール開発もご支援し、シミュレーション環境の内製化をサポートいたします。

車両モデル・CarSim®サービス


車両モデル作成サービス
実車をK&C試験機で計測し、CarSim®でそのまま読み込める車両モデル(.cpar)を作成します。計測済みの車両モデルをご提供することも可能です。BluekeがCarSim上での読み込みと動作確認を行ったうえで納品します。
- K&C計測(キネマティクス・コンプライアンス)
- 重心位置・慣性モーメントの計測
- CarSim®のSprung Mass、ステアリング、サスペンションへのパラメータ設定
- 計測レポートと測定データ一式を納品
※ パワートレイン、ブレーキ、タイヤのせん断力特性、空力特性などは計測の対象外です。これらはお客様の設計値やCarSimのサンプルデータを設定いただけます。
CarSim®に関するサービス全般
車両モデルの作成から解析の受託、ツール連携、技術コンサルティングまで、CarSim®に関わる業務を幅広くお引き受けします。


CarSim®車両挙動評価の受託サービス
Bluekeの路面データベースを使い、多様な路面環境をApplied Intuition社製CarSim®上で再現し、車両挙動の評価を受託いたします。路面モデルをご購入いただかなくても、幅広い条件で効率的に検証が可能です。
実測データや車両諸元をもとに、CarSim®の車両モデルを構築します。K&Cデータからのパラメータ作成にも対応します。
OpenDRIVE®・OpenCRG®・VS Terrainを用いて、実在する路面や凹凸路面をCarSim®上に再現します。
RoadRunner Scenarioなどから出力したデータをCarSim®で自動実行するテンプレートを作成し、検証を効率化します。
回生ブレーキなどの制御ロジックと車両モデルを組み合わせ、Simulinkとの連携も含めた検証をご支援します。
CarSim®の導入から、モデル構築、解析手法、リアルタイム化の検討まで、技術的なご相談にお応えします。